2012.01.18
カテゴリ：おしらせ
フェアトレードのお話～織物のお話～
バングラデシュでは現在、
農村に仕事がないため多くの人が首都の
ダッカの工場へ出稼ぎにやってきます。
フェアトレードでは、農村に仕事を創り出すための
適正技術として「手織り」を推進しています。
１９７１年の独立戦争で、村の男性が
皆殺しにされ…残されたのは女性と子ども
という状態となってしまいました。
そこで１９７３年、スウェーデンのNGOによって
設立されたのが、『タナパラ・スクワローズ』という
生産者団体です。
バングラデシュの女性たちは、
本来は男性の仕事であったはた織りの
技術を生きる手段として必死に身につけました。
やがて女性たちは温かみのある美しい布を
生み出せるようになり、
現在では約２５０人の女性たちが
それぞれの自立のために
手織りや縫製の仕事で収入を得ています。
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私たちが何を選択するかによって、
ある村の、ある人の現状を変えられるかも
しれません。
価格や流行だけでなく、製品の背景を知って
購入すること。大事なことですよね。
H.P.
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